🐧FileMakerとは
データベースという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
直接の言葉の意味はデータの基地(土台)ですね。
データベースとは、様々な情報を集めて、簡単に検索したり編集、追加できるようにしたものです。
多くの人が使ったことのあるデータベースシステムに図書館の検索システムが挙げられます。
図書館にある本をカテゴリや著者など決まったルールで登録しておき、貸出する場合も貸出日や借りた人の情報などが決められたルールに従って管理されています。利用者はその情報の一部をシステムを検索できるようになっていますね。
著者ごとに検索したり、カテゴリ別に検索することができます。
このようなものをデータベースと言います。
FileMakerはデータベースを作るのに適しているツールで、Appleの子会社であるClaris社が販売しているプラットフォームです。
ビジネスでも顧客情報や案件、会計情報など様々な情報が飛び交っていて、そこにはルールがあるはずです。
図書館のようにお客さんに一部を開放するシステムとまでなくても、社内では基幹となるデータベースをおき、業務フローに応じて適切に情報が出し入れできるようにしておくことが必要です。
図書館の検索システムのようなものを作るには一般的にはプログラミングのコードを書く必要があり、企画をする人やデザインをする人など色んな役割の人がチームで制作しますが、FileMakerを使えば1人で作ることも可能です。
FileMakerではコードを書く部分を日本語で簡単にできたり、画面の設計をプレゼンテーションを作るような直感的な操作で簡単にできるようなツールです。
FileMakerを使うことで開発にかかる時間的・金銭的なコストを大幅に削減することができます。
🐧小さな会社やオリジナリティ溢れるビジネスで
FileMakerはコードを書かなくても良いので、実際に業務を行う人や経営者がシステムを作ることも可能です。
特に、従業員が100名以下の小さな会社や特殊な業務を行う会社さんととても相性が良いです。
標準的な業務であればパッケージ製品やSaaSを活用することでかなり業務が効率的になりますが、標準的ではなく特殊な業務であればなかなか難しいでしょう。そんなときにFileMakerを活用すれば、御社のオリジナル業務システムを独自に開発することができます。
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🐧ビジネスの変化に応じて
FileMakerを使うと、システムに業務を合わせるのではなく、業務にシステムを合わせることができます。時代の変化がとてもはやくなっている現代では、どんな業界でもビジネスモデルを変化させていく必要があると思いますが、そのような変化にシステムもついていくことができます。
ソフトウェアの手の内化がしやすいツールと言えるでしょう。
🐧ノーコード、ローコードとはいえ…
一般的にシステムを制作するには、このようにステップがあります。
<要件定義>どんなシステム、機能が必要か?どこをIT化するか?
<設計>それを実現するためのロジックは? どこにどんな画面が必要か?
<開発(コーディング)>実際にそれを記述し、実現する
<テスト>求めていた通りの動きができているか?
この <開発> 部分がFileMakerでは高速にできますが、システムを制作する上で特にその成功の鍵を握っているのはむしろ<要件定義> や <設計> の部分なので、「誰でも簡単に」「業務の片手間に」できるというわけでもないのです。
🐧アレグロペンギンがお手伝いします
アレグロペンギンがFileMakerを使って業務改善の企画をお手伝い、オリジナル業務システムを開発いたします。
FileMakerを使って社内の情報を一元管理、あるいはまずは一部だけでも業務を楽にしたい、という場合、将来を見据えたデータ設計が必要です。
すべてお任せではなく、データ設計の部分だけを開発して欲しいというご依頼やIT企画のご相談にも対応致します。
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